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T3 AIR
T3 エア
K.T.F 開発協力
ハンドルノブS交換可
淡水専用
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6.8R-TW
8.6L-TW
(画像をクリックすると拡大画像が表示されます)
究極のベイトフィネス専用機とは?
リールメーカーとしてDAIWAが総力を結集して挑んだ、その命題とは?
第一にラインのフリー性能。
第二にフルキャスト時とピッチング時にブレーキ設定を変える事なく両キャストを可能にする事。
前者は圧倒的なライン放出力を誇るTシェイプレベルワインド無しでは達成できなかった。 まさにTWSの恩恵。
後者は新ブレーキシステムの採用で克服。
その他数々の先進機能を擁し、ここに実戦性能の塊のようなF1マシーンが誕生した。
ベイトキャスティングリールに「ブレーキ」だけでなく、「アクセル」の概念を取り入れたTWS(T-ウイング システム)
画像T3のメリットの1つとして挙げた「飛距離が伸びる」とは何を意味するのか。これまでその目的を達成するために我々が日々情熱を注いできたのがブレーキシステムであることはご存知だろう。マグフォース3Dの持つ幅広いセッティングは、オールラウンドな34φスプールの効果と相まって、よりブレーキのメリハリが効く設計となったのは前項で解説した通り。しかし、そもそもブレーキシステムという存在自体はネガティブな機構である。アングラーがバックラッシュというトラブルに遭遇するのを避けるため、スプールの高回転を適宜ブレーキで抑える。もうひと伸びの可能性をあえて制御することで安全性を求めて来たのも事実である。

そこでDAIWAが新たに求めたのは、これまでにない”アクセル”という発想だった。例えるなら、100%の性能を引き出すために95%の飛距離を稼げる時点でブレーキをかけるような安全マージンを求めた機構ではなく、100%の性能を維持しながらもスロットルを全開にして飛距離を110%にも120%にも伸ばしていく機構。スプール回転数はレッドゾーンに突入してもトラブルはなく、なおかつ飛距離のリミッター(=出力制限)は存在していない。最高出力を存分に体感できるマシンに着地点を求めたのである。

開発の大きな転機となったのは、意外にも25年もの以前に存在していた『ファントム』の存在だった。クラッチOFFと同時にレベルワインドが左右に開放して、ライン抵抗を無に近づける”ゼロフリクション”という機構を持つ名機である。このマシンは我々が最高飛距離という目的に向かってブレーキシステムの開発ばかりに注力してきた中で、視線をレベルワインドへと大きな方向転換を促すことになった。かつての機構はライン放出にこそ優れていたが、複雑な構造がゆえに耐久性に難があったため、惜しまれつつも消えて行ったという歴史がある。ならば、現代の最新技術で大幅なブラッシュアップを遂げよう。しかし、コンセプトこそ受け継いでも、単なるリメイクで終わらせてはならない。我々は新たにレベルワインドのイノベーションを目指したのである。
新発想のレベルワインド「TWS(Tウイングシステム)」
ウイングが可変して、キャスト性能・グリップ性能・放出性能が大幅に向上。よく飛び、よく落ち、狙った場所をピンポイントで直撃する。
画像レベルワインドの役割とは、スプールに糸を均一に巻き取ることであるのは周知の事実ではある。その一方で、キャスト時にライン放出時の抵抗になる宿命を持っている。糸の抵抗にならないこと。DAIWAはこれまでも放出抵抗にならない形状を試行錯誤し、事実ラインの放出性能を向上させることには成功してきた。しかし、目指すものは放出抵抗ゼロ。ここへの挑戦を絶えず行ってきた。そして、現時点においてDAIWAが導き出した答え。それがTWS(Tウイングシステム)である。

TWSはレベルワインドに求められる性能を一つの部分でまかなうのではなく、レベルワインドに二つの領域を設け、それぞれがキャスティング・リトリーブにおいて必要とされる仕事をするというものである。 その結果、以下のような利点が生まれた。
■リトリーブ時はラインとレベルワインドがほとんど離れないため、糸巻状態が安定する
■キャスト時は放出口が大きいため、糸の出方が安定するうえ、糸の放出抵抗が小さく糸が出ていきやすい
従来比で5.3%の飛距離アップ。12.0%のライン放出性能向上。この数字はもとより、アキュラシー性能の向上などTWSによって生み出される恩恵は計り知れない。 またレベルワインド単体の進化にとどまらず、ボディとの連携を図ったがゆえに、更なるロープロ化が図れるという利点を生むにまで至ったのである。 DAIWAがこだわり抜いた新形状Tシェイプレベルワインドを、是非体感して頂きたい。
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【キャスティングポジション】・・・ウイングを開いた状態にすることにより、レベルワインドの抵抗が激減、キャスタビリティが格段にアップする。
【リトリーブポジション】・・・ウイングを閉じて巻き取り領域を狭めることで、ラインが整然と巻き上がり、次のキャストにおいてライン抵抗を極めて少なくする。
DAIWA TECHNOLOGY
画像 ■マグフォース3D
「1台でどんな状況にも対応し、その状況下でベストの飛距離を生み出す」ために、スプールに装着されたインダクトローターの位置を変えずに、マグネット側の位置を3つのモードで可変することで、磁界の強さを調整可能にしたのだ。インダクトローターが磁界の中に少し入っている状態の“ALL ROUND”を中心に、より深く入り込んだ“MAX BRAKE”、完全に磁界から離れた“LONG CAST”の3つのモードを、レバー1つで容易に変えることを可能にした。言わば、ダイワの積み重ねてきたマグネットブレーキシステムである、マグフォース、マグフォースV&Z・マグフォースZロングディスタンスチューンを1台に収めた“3次元=3D”のブレーキシステムである。
さらに、そこにRYOGAで搭載した20段階マグダイヤルも搭載。3モード×20段階の60段階の細かな調整が可能となっている。といっても、60段階の中から細かく設定を決めるのではなく、基本はモードは“ALL ROUND”で、20段階の中からベストの調整を決める。そのあとは、風の状況などに合わせて、“MAX BRAKE”、“LONG CAST”とレバー操作で切り替えるだけで良い。半オートマチック、半マニュアルで、操作でリールを使いこなす楽しみ、まさにキャスティングプレジャーに酔いしれるためのブレーキシステムと言える、ベイトリールの未来基準である。
画像 ■ザイオン(ZAION)
ダイワが世界で初めて(スポーツ・釣具関連で世界初)開発した新素材「ザイオン」。端的に言うならば、それは「軽くて強く、しかも腐食しない」性質を有する高密度のカーボン樹脂である。その最大の特色は、軽さと強度。特にその剛性は金属であるマグネシウムをも上回る。これは、汎用樹脂が樹脂にガラスを混ぜて作るのに対し、ザイオンでは強度をさらに上げるための素材としてカーボン繊維が使われていることによる。しかもその密度は一般のカーボン樹脂と比べて圧倒的に濃い。これに金属ボディ同様のフルマシンカットを施すことにより、金属と同等の強度と精度を持ち、しかも軽量のリールボディが誕生した。樹脂としてのイメージは、このカーボン新素材・ザイオンに限っては一掃するべきだろう。新感覚をもたらす理想の素材。それがダイワが開発したザイオンの姿だ。
そのポテンシャルの高さは剛性に定評のあるソルティガやトーナメントISO-Zで実証済み。金属と異なり、塩分による腐食がなくボディやクラッチ部の耐久性に優れていること、高剛性でパワフルな巻取りが可能であること、しかも軽量であること。これらの特長は全てのリールに最適の素材であると言える。
画像 ■G1ジュラルミンエアスプール
ベイトリールの性能を大きく左右する、心臓部の一つと言えるのがスプール。ダイワは素材メーカーと共同で、アルミ系の最強素材としてスプールに用いられる超々ジュラルミンと比較しておよそ1.3倍の強度を持つ素材である 『G1ジュラルミン』を、T3 AIRのために開発。マグネシウムの2倍の強度を誇るこの素材特性を、スプールの限界強度シミュレーションシステムのCAE強度解析により徹底検証して最適な設計を実現。 超軽量ながら強度は史上最高クラスのスペックを持つベイトフィネス専用機の2倍以上を確保している。スプール単体重量で5.6gという驚愕の値だが、慣性力に影響する実際の回転部分(ボールベアリングやカラーを除いた箇所)の重量も6.9gと、強度とのバランスを考えると破格の領域に達している。そのキャストフィールは、まさに『AIR』の名にふさわしい。
その他の機能・仕様
画像 ■ザイオンセンシティブハンドルノブ
剛性と軽さでマグネシウムを超えるZAIONをハンドルノブに初採用。薄肉化を図りつつさらにブランキングを施し、自重は4.6gと非常に軽い。薄肉ゆえに手首の可動半径が増え、またIシェイプコルクノブと比べて適度な滑りがおよそ20%の回転数アップを実現、素早い回収スピードを生んでいる。さらに握り込んだ時には指の腹がハンドルノブシャフトに触れ、感度を増幅する設計。
画像 ■ザイオンスタードラグ
オリジナルT3より直径で5mm大きい30mmのロングアーム。 形状も見直し、アーム先端をリール本体に1.6mm近付けたことで、中指でスタードラグを弾いてラインスラックを取る 「ワンハンドフリップ」 が楽になった。さらにザイオン素材の強度特性をフルに活かし、強さと軽さを兼ね備え、オリジナルのT3の樹脂スタードラグの6.1gに対し、5.4gの軽さ。同じく30mmのロングアームのRYOGAタイプが8.0gある事からもその差は歴然。
画像 ■マイクロボールベアリングシステム(MBS)
T3 AIRではDAIWAが10年以上前から保有しているパテント技術であるマイクロボールベアリングシステムを磨きこみ、より低抵抗で滑らかに高速回転する、超小型かつ超高精度の特注ボールベアリングを採用。通常のバス用ベイトリールのスプールボールベアリングに用いられる内径3mm・外径10mmに対し、内径3mm・外径6mmの超小型サイズ。
画像 ■エアブレーキシステム
マグネット調整不要でキャストとピッチングを高レベルで両立させるダイワ独自のシステム。T3 AIRに採用されたマグフォース3Dフィネスチューンの核心であり、その実釣メリットを最大限に引き出すために搭載。軸部が2重構造となっており、フルキャスト時にはブレーキが効くが、ピッチング等の低回転時にはインダクトローターが飛び出さずにスムーズなスプール回転を実現する。
画像 ■ハイブリッドハイパーギヤ
従来の高力黄銅ギヤ(19g) に対し、実に53%もの軽量化により9gを達成したギヤ。ギヤの歯の外側は、ソルト大物リールであるソルティガに採用される最強のギヤ素材C6191。金属業界の最先端テクノロジーも駆使し、軽量ながら強固な歯面を持つ理想のギヤシステムを生み出した。
テスターインプレッション ― 赤羽修弥
画像 「ハチロクは新たな発見ができるリール。そして、勝てるリール。今回、T3AIRに使われているハチロク(ギア比8.6)の手返しの早さはやはり圧倒的です。一日中、キャスティングを繰り返すトーナメンターにとってはこの差は大きいです。」
画像 ■もう「Tウィングシステム(TWS)」が手放せない。
Tウイングはラインの抵抗が少なく飛距離が出る。ベイトフィネスの釣りを追求すると、キャスト時の抵抗が少なく、ラインが自然に出ていくことは不可欠。この感覚はTWSならではですね。そして、僕の場合は右巻きなので、右で投げて左手に持ち替える時、ウイング部分でクラッチをONにするとそのままのグリップですぐに巻き始められる。この一連の動作が体にリズムを作ってくれるので、もうこのリールは手放せないですね。
画像 ■軽いスプールだから軽いルアーがよく飛ぶ。
5g以下のルアーを使うと今までの1.5倍くらい飛ぶ感じがします。しかも、キャストの際に余分な力を入れなくても良いので浮き上がらず低弾道で撃ちこめます。新素材を使った、このスプールは軽いだけでなく強度も十分にあり、耐久性もあります。大きな魚を掛けて安心感がありますね。
画像 ■ピッチングでもキャスティングでも同様のブレーキ設定でOK。
このT3AIRは、オールラウンドモードでピッチングでもキャスティングでも同様の設定で正確に投げられます。今までのブレーキだと、投げ方によってブレーキ設定を変えないと微妙なサミングで調整することが必要でした。これは、ベイトリール初心者にもやさしいですね。
テスターインプレッション ― 川口直人
画像 「このT3AIRはスピニングリールより飛ぶ。7ポンドラインで3g台のルアーが普通に飛ぶ。』『T.D.ミノー1061SP(3.5g)が実戦で問題なく飛距離が稼げる。スピニングリールで4ポンドラインを使うより飛ぶ感じがしますね。それにデカイのがヒットしても獲れる確率が上がります。」
画像 「巻き物に6.8の右ハンドル。そして撃ち物に8.6の左ハンドルを使用中です。昨年秋から左巻きを練習しだしてようやく120%実戦でも使えるようになりました。もともとベイトは全て右巻きだったのですが、ベイトフィネスは比較的、巻き上げのパワーは必要がない。ロッドを持ち変えずに手返しをさらに良くするメリットを大きくするために挑戦しました。細かいアクションが付けられるし釣りがより楽しくなりました。」
T3 エア
品名 自重
(g)
巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギヤ比 最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
フロロ(lb.-m)
スプール径
(mm)
ベアリング
(ボール/ローラー)
メーカー希望
本体価格(円)
JAN
コード
6.8R-TW 160 68 6.8 5.0 8-50 32 11/1 58,000 883986**
6.8L-TW 160 68 6.8 5.0 8-50 32 11/1 58,000 883993**
8.6R-TW 160 86 8.6 5.0 8-50 32 11/1 58,000 860680**
8.6L-TW 160 86 8.6 5.0 8-50 32 11/1 58,000 860697**
※巻糸量のlb.-m表示はフィネスブレイブを使用。
付属品
  • クロロプレン製リールケース
  • 保証書
T3 AIR 製品特性上の注意